友達ってなんだろう
他人は好き勝手なこと言ってきます。自分の心が拒否する話は聞き入れないで下さいね。
『いつでも話聞くから遠慮なく連絡してきてね。』
なんて言われても、しすぎない方がいいです。本当にそう思ってくれてる人って少ないですから。
その言葉には、
(私に余裕があって私が幸せで私が眠ってない時に限る、話聞いてあげるけど、私のアドバイス通りに動いてね、反発するのはなしね、あ、あと、あまりにしつこいのはやめてね、友達のために動いてる自分ってステキ)
というのが隠れている可能性があります。
もちろん、そうじゃない人もたくさんいると思うけど、見極めないと自分が傷つくよってこと。
私、それである女友達に、電車のホームで突き飛ばされてこう言われましたから。
『いつまでも悲劇のヒロインぶってんじゃねーよ!』
尻餅つきながら、開いた口、塞がらないとはこのことかと。
でも、そのくらい我慢して話聞いてくれてたんでしょうね。ウザかったんでしょうね、泣きながら何度も何度も彼の話をして私も死にたいとか言ってたからさ。
外でなよ、何か美味しいもの食べようよって、全く食欲もなく外に出る気力もなかった私を連れ出したの、その子ですけどね。
私まだ彼を失ってから半年も経ってない頃でしたけどね。
お酒飲みたくないと言ってる私に飲ませたの誰だよ。
でも、その時の私は、意識も思考回路もぶっとんでましたから、必死で泣きながら謝りましたよね。
次の日も長文の謝罪ラインを送りましたよね。
たくさん話聞いてくれたのに、たくさん励ましてくれたのに、ずっとマイナスな発言ばかりしちゃって、ごめんなさい。気分悪かったよね、あなたが怒るのも当たり前だよね、ごめんね、ごめんなさい。
って。
そのラインは無視され、電話も拒否され、そのまま疎遠です。ちなみにその人、私より10歳も年上の一児の母親です。
私は悲劇のヒロインぶってたのでしょうか?
悲劇のヒロインってどんなのか知らないんだけど、、
そして私は、更に自分を責める負のループに陥ることになりました。誰にも何も言えなくなりました。彼女を怒らせてしまったことにひどくひどく恐怖を感じました。
今はこう思うよ。
私、かわいそう。
お前の自尊心埋めるための道具かよ私は。
お前が望む通りに、
あなたのおかげで元気になれたよ!本当にありがとう!
って言っときゃよかったんか、私は。
お前みたいなん友達でもなんでもねーや。
さようなら、おまえ。
彼を失ったことで、嫌な言い方ですけど友達をふるいにかけれた気がします。
私がどれだけ暴言はこうが泣き喚こうがめちゃくちゃになろうが、今でも仲良くしてくれるあなたやあなたやあなた、本当に本当にありがとう。
未だに仲良くしてくれてる別の友達に、その時の私に対して、ムカつかなかったのか、嫌じゃなかったのか、呆れなかったのか、時が経ってから聞いてみたらさ、
『だってあなたの本質知ってるもん』
だって。
友達めちゃくちゃ減ったけど、いいんだよ。
私、友達ほとんどいないよ!って、胸張って言える自分が少し誇らしいです。