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死後の世界

彼はどこに行ったんだろう。今どこにいるんだろう。死後の世界がどうなってるのか知りたい。スピリチュアルなんか信じないのに、スピリチュアルに縋った考え方をした時期もあった。

死後の世界というものがあるのだとしたら、自ら命を絶った彼は一体どこにいるんだろうと。

天国なのか地獄なのか。

生きてる間、たくさん苦しんだんだから、天国にいるはず。

死んだ人がどこにいるかなんて分かるわけもないし、考えたところで何になるのって思うようなことでも、知りたくて知りたくて仕方がなかった。

苦しみを選ぶ「勇敢な魂」

という本に出会った。

購入はせずに、あらすじと口コミだけ見てなんとなく内容は把握した。

その本の内容としては

人は、生まれる前に魂同士で会話をしている。そして、役どころを決めてこの世に生まれ落ちるというようなもの。その魂同士の会議の様子が書かれているような感じだったと思う。

殺人犯になる側も殺される側も、役柄として魂同士が話し合ってお互い納得して生まれ落ちているというのだ。

そんなバカな。。って感じだけど、なぜかその時の私にはものすごく響いてきた。

彼と私も、生まれる前にそうゆう会議を交わしてたのだろうかって思った。

俺は苦しんだ末に自死を選ぶ。だからお前はそれを受け止める魂として生まれ落ちてくれ。お互いに、それぞれの苦しみを今回の人生では学ぼう。』みたいな。

だから、その役柄を買って出てる魂は、その魂はとても勇敢な魂なのだと言うお話。

苦しんでる人に対して、あなたの魂はとても勇敢な魂なのですよと言うお話。

輪廻転生ありきの話なのだけど、私はスピリチュアル的なそれは信じないけど、輪廻転生は信じている。

なぜか、その本を見つけた時は、スッと心が少し軽くなった気がする。

5年経った今は、運命は変えれないってことじゃん、そんなの信じるかボケというような捻くれた考えになりましたけど。

でもきっと、運命は変えれないとかそうゆう絶望的な話としてではなく、起こってしまった現実を受け止めやすくするための本なのかなぁって思ったりした。

未来のことを考えた時は運命は変えられると思った方がいいし、過去に起きたことを嘆きたい時は、元々決まっていたことなんだと受け入れた方が納得もできる。

だけど、やっぱりこう思うよ。

苦しいもんは苦しい。

辛いもんは辛い。

魂なんか勇敢じゃなくていいわ。弱い魂でいいわ。

彼は今どこにいるんだろう。私が輪廻転生を信じたいのは、彼が今、どこかで生まれ変わって笑っててくれたらいいなと思うし、なんなら、私の近くに生まれてきてくれないかなって、少しだけ、思うから。

でも、例えそうだとしても、、

彼という人間にはもう二度と会えません。

周りは、私のことを病んでる病んでると言うけど、病んでるんじゃない。

愛する人自死という形で亡くして、まともでいれてる人の方が私は病んでると思う。

彼の死があったからこそ、今の私がいます!彼に感謝!とかも今の私には理解できない。その人なりの乗り越え方だとは思う。人それぞれ違うから。否定はしないけど理解不能

ちょっと言いすぎたけど、このまま投稿します。私のリアルな気持ちだから。

天国にいるとしたら、今の私を見た彼はどう思うかなって考えると

お前らしいなって言うと思う。