https://www.mamez.site/entry/2018/11/08/192104

歳をとるということ

歳をとるごとに、丸くなったり涙脆くなったりするといいますよね。

 

穏やかになるというのは

経験から物事への対応に耐性ができてくるのでしょうか?

涙もろくなるというのは

経験から他人の痛みに感情移入しやすくなるからでしょうか?

怒りには強くなるのに、悲しみには弱くなってしまうのでしょうか。

うまく表現できませんが、不思議ですね。難しいなぁって思います。

 

私はどうなんだろう。

物事によっては、怒りやすくなっていて涙もろくなっている気もするし、怒りにくくなっていて全く泣けなかったりもします。

 

自分がどんどん冷たい人間になっていくような気もします。

 

自分では、深く深く掘り下げて考えてるつもりでも、側からみれば、実はものすごく浅いところでジタバタと泳いでいるのかもしれません。

 

歳をとると、喜怒哀楽の怒には耐性ができるけど哀には弱くなってしまうのなら、他人にとってはいいことだけど自分にとってはとても辛くない?

 

怒りは感情の蓋というのであれば、テレビやネットで見かける電車や街中で大声で怒りまくってるあの人たちは、もしかしたら、心に大きな大きな哀しみを抱えてるのかな。

 

哀しみをもっとうまく表現することができれば良いのかな。でも、表現したところで怒りも悲しみも周りは困るよね。うちに閉じ込めているのも精神衛生上良くないと言われるし。自分の中にある感情とうまく向き合って付き合っていくのって私にとってはすごく難しいのですけど、、みんなどうしているんだろう?

悲しみは抱きしめて寄り添って、怒りの感情も認めて許してあげることができれば、もっと楽になれるのかなぁ。

 

あーーー分からない分からない。

自分が何を言ってるのか、分からない笑

 

90歳になった私の祖母。私の大好きな尊敬する人。彼女はやっぱりすごいや。

いい意味でも悪い意味でも物凄く素直。

人は歳をとるごとにどんどん子どもに戻っていくって聞いたことあるけれど、

歳を重ねてからの素直さと、子どもの素直さってちょっと違うと思うんですよね。

私はどんどん捻くれていく。


九十歳。何がめでたい [ 佐藤 愛子 ]